日々1989

日記です

中途半端

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早く帰れないのも、便利屋としてこき使われるのも、今の自分の実力がその程度だって話だな。それがイヤなら自分の力でどうにか工夫して現状を変えようとしろって話だな。っていう実力主義の現実的な社会ほんとう大変だな、毎日しっかり働いて生きているみなさんはすごい。
 
仕事においても何者かになりたい、と思ってたけどもう無理だと諦めたし、それほど仕事に人生捧げたくなかったりするし、もっと目の前の暮らしとか手作りのごはんとか大切な人々とじっくり向き合えるような生活さえできれば良い、何も成し遂げなくて良い高い給料もいらない、とか思うのは甘えでしかないのでしょうか、甘えでしかないだろ、とかなんとか言われちゃったりなんかしてーうっせー(RADWIMPS「なんちって」)
 
ひとまず今日は、なんかいろいろ嫌になってるので早めに帰って、家で卵焼きを焼いた。鮭と舞茸をソテーしてごはんにした。こうして平日にブログを書いてるし、このあとはお風呂は言って読書して、日をまたがないうちに寝ようと思うんだ。そういう生活が現実、働いている時間は幻想なんだ、きっとそうだ。とか思いながら、今読んでいる本は仕事に関連する本だったりするし、超未練がましいな。まだ何者かになろうとしてるのか。我ながら超中途半端な人間だと思ったわけです。

ベタに将来を悩む

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大学を卒業して、会社に入ってから3年半とちょっと。20代も後半になり、同世代の知人たちは既に転職してたり、結婚して子供が産まれてたりする。社会人になり自分の稼ぎでごはんを食べるようになってから、まず最初の人生の転機となるのが一般的には今くらいの時期なのかもなーと、ぼんやり思う。ぼんやりしながら、いよいよ自分はこれからの将来どうしようか、ということをすごく考えるようになった。
 
大学を卒業して、会社に入ってから3年半とちょっと。自分の下にも後輩がたくさん入ってきたし、入社当初と比べて会社も大きくなり、環境はガラッと変わったものだ。変わった反面、ふと冷静に振り返ると、今も相変わらず残業が多いし有休消化できていないし、毎日帰りは遅いし仕事量が減ることはない。気合とパッションでがむしゃらに働き続けるスタイルは、4年目になっても変わっていない。
 
なんでだろうか。たぶん、自分で言うのもなんだが、もう頼りない新人ではなくなったし、ある程度自立して仕事ができるようになっていて、とはいえまだ若くて年次は低いから、上からは仕事を振りやすい便利なポジションになりがちなのだと思う。
いちおうある決まった職種に身を置いているものの、総合職として雇われた身ゆえ、今の職種の枠を超えた業務を任されることも非常に多い。今の社内にそれ専門の部署がないから、誰かがまかなわなければならない。仕方ないと言えばそれまでだけど、こうして何かと便利屋的な立ち位置で、突如降ってくる仕事を深夜までさばき続ける生活が3年半続いている。さすがに疲れてきた。
 
もちろん、仕事をする中でおもしろいことはある。人間関係も良好で、良い仲間に出会えたと思う。が、忙しないこの業界に身を置き、身を粉にしながら忙しく働き続けるのが本当に幸せなのだろうか?毎晩スーパーも閉店したような時間に帰宅して、おいしい晩御飯を振る舞ったり、個人的な勉強や読書にあてる時間も無いまま、死んだように寝て1日が終わる。お弁当を作る気力もないまま、また翌朝出かける。これでいいのか、と漠然と悩む。
 
そして今後、自分の生活が回ればOKではなくなり、家庭を営むためのお金や家事が必要になってくるし、家族が転勤で東京を離れる可能性もあるので、そしたら自分はいったいどうすればいいのか。転職するにも、それが今のタイミングなのか。東京で暮らし続けるかもわからないし、ただなるべく早い時間に家に帰ってちゃんとした夕ご飯食べたいし、もうはたらきたくないでござる。と、空虚な悩みが堂々巡りする今日この頃です。

なぜビールが好きなのか

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年々、というか月々というペースで、どんどんビールを飲まずにはいられない生活になってきている。20代も半ば。いよいよ若い学生時代と同じような食生活をしていては、どんどん太りやすくなり、健康に支障が出やすくなってしまうだろうお年頃だ。今のところまだ健康だし、体型も変わってないけど、いつガタが来てもおかしくない。だってもうすぐ20代も後半。四捨五入で30になるんだぞ。

なぜこんなにビールが好きになってしまったのか。たぶん、私にとって楽しい思い出があった時に、ビールが付き物だったことが大きい気がしている。大好きだったバイトやってた時、仲間たちと営業後の深夜にビールを飲んだ。好きな人が出来た時、高円寺で毎週末にビールで乾杯した。フジロックに行った時、楽しすぎて全く酔わないもんだから調子に乗ってガバカバとハイネケンを飲んだ。バックパックで海外行った時、暑い暑いアジアの街で水分補給がてらビールを飲んだ。

いつも仕事が忙しくて、自分の出来損ないに嫌気がさしながら、どうにか週末にたどり着いた時、あの楽しい思い出と大好きな人たちを頭のどこかに思い浮かべながら、ビールを飲む。そうすると、嫌なこともしんどいことも、いったん忘れられる。これが精神衛生上、健全なことなのかは怪しいけど、そういうビールを片手にした現実逃避が欠かせない体になって久しい。まあ、社会人なんてそんなものだ、と、どこか割り切っている自分もいる。かつて思い描いた社会人像とは程遠く、いつも意識高くはいられないのだ。

とはいえやはり、飲み過ぎた翌日は体がだるいし、過剰なアルコール摂取は体に良くない。そこで冷静に考えてみる。私はビールをアルコールとして好んでいるのか?ただ味が好きなだけなのか?もし味が好きならば、今流行りのノンアルコールビールでもいいんじゃないか?と思い、最近ちょいちょいアルコールフリー(しかもカロリーゼロ)のやつを飲んだりしている。
味は確かに物足りなさはあるけど、意外とこれでもいいかもしれない。とりあえず、甘くなくてちょっと渋みのある炭酸を飲めれば、それなりに十分な気がしてきた。

なんとなく、ノンアルコールビール飲んだら負けみたいな、謎のプライドかあったけど、これくらいビールっぽい味で、しかもアルコールフリーでカロリーゼロなら、たいそうなものだ。全然OK。そもそも私なんぞ、本場のビール!を語るほど大した大人じゃないし、プライドもクソもない。

ということで、ひとり家で晩酌する時は、ノンアルコールビールで大丈夫そう。とはいえやっぱり、好きな人たちと好きな場所で楽しい時間を過ごすなら、健康とか翌日のこととか仕事とか一切忘れて、正真正銘のビールで乾杯したいものである。