日々1989

日記です

週末の話

週末、土曜日になれば仕事のことなど一切忘れて、すきな街の商店街に繰り出して、おいしい食材を買って家の台所でおいしい料理を作る。作る料理はお酒に合うものが基本で、でも作り始める前にまずはビールで乾杯。ひとまず手軽な冷奴や冷やしトマトあたりを用意して、ビールを飲みテレビを見てゲラゲラ笑いながら、楽しくなってきたところでメインの料理を作り始める。

鍋から漂うスパイスや出汁のいい匂いを嗅いでうひょーー美味しそーーと声を出す。盛り付けをかっこよくキメたら、テーブルに持っていく。改めていただきますを言って一口。そりゃもう美味しくてお酒は進む。
大満足でごちそうさま。しかしまだまだ休日の夜は長いから、テレビに映したYouTubeですきなMVやテレ東の番組を見はじめる。もしくはプレステで龍が如く戦国無双をやる。そうしてゲラゲラ笑っているうちに、ちょっと小腹が空いてきて、缶詰めや浅漬けなんかをちびちび食べたりする。あれ、そろそろさまぁ〜リゾートがやる時間だぞ、ひゃーリゾート行きてーなどと騒ぐ。

そうして気が付けば夜も更けた。眠くなったら寝ましょう、ができる休日。明日も寝坊ができる土曜日。気付いたら深く眠りに落ちる。

日曜の朝、二度寝ばんざい。でも昼前には起きて、銭湯に行って朝風呂だ。アツアツの湯船には長いこと入ってられない。身体中の血管がしびれるくらい熱い銭湯を楽しんだら、ぐっとお腹が空いてきた。いつもの商店街の一角にある、おいしい麺屋に行こうとする。今日は蕎麦かうどんかラーメンか、いやフォーにしようか、など散歩をしながら考えて、しっくりときた麺屋にふらりと入る。
風呂上がりにつるんと麺を食べ終えて、朝からお腹いっぱい、また眠くなる。と、寝てしまう前に、家に帰って食後のコーヒーを飲もう。コーヒーを飲みながら、いつものテレ東で、男子ごはんや和風総本家をダラダラ見る。今度はこの料理作りたいな、旬の野菜の登場シーンやばいな、そろそろ洗濯しなきゃな…

そんな具合の週末が、楽しくて幸せだ。いつまでもこんな生活が続けられるなら、多くは望まないぞ、なんて思えてくる。最強の週末の過ごし方。これがあるから今は生きていける。

中途半端

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早く帰れないのも、便利屋としてこき使われるのも、今の自分の実力がその程度だって話だな。それがイヤなら自分の力でどうにか工夫して現状を変えようとしろって話だな。っていう実力主義の現実的な社会ほんとう大変だな、毎日しっかり働いて生きているみなさんはすごい。
 
仕事においても何者かになりたい、と思ってたけどもう無理だと諦めたし、それほど仕事に人生捧げたくなかったりするし、もっと目の前の暮らしとか手作りのごはんとか大切な人々とじっくり向き合えるような生活さえできれば良い、何も成し遂げなくて良い高い給料もいらない、とか思うのは甘えでしかないのでしょうか、甘えでしかないだろ、とかなんとか言われちゃったりなんかしてーうっせー(RADWIMPS「なんちって」)
 
ひとまず今日は、なんかいろいろ嫌になってるので早めに帰って、家で卵焼きを焼いた。鮭と舞茸をソテーしてごはんにした。こうして平日にブログを書いてるし、このあとはお風呂は言って読書して、日をまたがないうちに寝ようと思うんだ。そういう生活が現実、働いている時間は幻想なんだ、きっとそうだ。とか思いながら、今読んでいる本は仕事に関連する本だったりするし、超未練がましいな。まだ何者かになろうとしてるのか。我ながら超中途半端な人間だと思ったわけです。

ベタに将来を悩む

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大学を卒業して、会社に入ってから3年半とちょっと。20代も後半になり、同世代の知人たちは既に転職してたり、結婚して子供が産まれてたりする。社会人になり自分の稼ぎでごはんを食べるようになってから、まず最初の人生の転機となるのが一般的には今くらいの時期なのかもなーと、ぼんやり思う。ぼんやりしながら、いよいよ自分はこれからの将来どうしようか、ということをすごく考えるようになった。
 
大学を卒業して、会社に入ってから3年半とちょっと。自分の下にも後輩がたくさん入ってきたし、入社当初と比べて会社も大きくなり、環境はガラッと変わったものだ。変わった反面、ふと冷静に振り返ると、今も相変わらず残業が多いし有休消化できていないし、毎日帰りは遅いし仕事量が減ることはない。気合とパッションでがむしゃらに働き続けるスタイルは、4年目になっても変わっていない。
 
なんでだろうか。たぶん、自分で言うのもなんだが、もう頼りない新人ではなくなったし、ある程度自立して仕事ができるようになっていて、とはいえまだ若くて年次は低いから、上からは仕事を振りやすい便利なポジションになりがちなのだと思う。
いちおうある決まった職種に身を置いているものの、総合職として雇われた身ゆえ、今の職種の枠を超えた業務を任されることも非常に多い。今の社内にそれ専門の部署がないから、誰かがまかなわなければならない。仕方ないと言えばそれまでだけど、こうして何かと便利屋的な立ち位置で、突如降ってくる仕事を深夜までさばき続ける生活が3年半続いている。さすがに疲れてきた。
 
もちろん、仕事をする中でおもしろいことはある。人間関係も良好で、良い仲間に出会えたと思う。が、忙しないこの業界に身を置き、身を粉にしながら忙しく働き続けるのが本当に幸せなのだろうか?毎晩スーパーも閉店したような時間に帰宅して、おいしい晩御飯を振る舞ったり、個人的な勉強や読書にあてる時間も無いまま、死んだように寝て1日が終わる。お弁当を作る気力もないまま、また翌朝出かける。これでいいのか、と漠然と悩む。
 
そして今後、自分の生活が回ればOKではなくなり、家庭を営むためのお金や家事が必要になってくるし、家族が転勤で東京を離れる可能性もあるので、そしたら自分はいったいどうすればいいのか。転職するにも、それが今のタイミングなのか。東京で暮らし続けるかもわからないし、ただなるべく早い時間に家に帰ってちゃんとした夕ご飯食べたいし、もうはたらきたくないでござる。と、空虚な悩みが堂々巡りする今日この頃です。