日々1989

日記です

たぶん青春

春がいつの間にか始まった。気が付けば公園には若者なグループや家族やカップルが賑やかなパーティーを開催している。

大きいシートで広めの場所取りをしているメガネの青年。でもたぶん麻雀をやるだけで場所取りの広さを持て余している。余裕のある場所取りの中央で、広々とした空間で、麻雀をしている。このあと、仲間がたくさん来るのだろうか。その間だけでも、周りを気にせずに麻雀をひたすら楽しむという、大学生らしい青春を謳歌している様子に恐ろしいくらいの感慨をうけたのは言うまでもない。彼らには幸せになっていただきたい。ただそれだけだ。

そんなある意味男臭い様子を見た後に、高校生の男女グループが花見をしている様子を見つけてしまった。彼らはアルフォートのようなチョコ菓子を囲み、リプトン等の流行りの紅茶をドリンクに選び、トランプゲームをしながら仲間との楽しい時間を楽しんでいた。その間に物足りなくなったのだろうか。グループのメンバー同士で鬼ごっこを始めて楽しそうに追いかけっこをする男女。なんという青春。体力の有り余る世代ならではの楽しさなのであろう。自分たちも少なからず味わったであろうあの時のあの青春を目の当たりにして苦しいような懐かしいような、そんな気持ちを味わっている。